四阿屋山

標高1,387mで筑北地域の中央に位置し、地域のシンボルであるとともに水源の多くを担っています。水を司る治水の神として崇められ、五穀豊穣を祈願することで信仰を集めています。また、腹の神としても信仰が厚く、中腹付近の窪地(権現池)から湧き出る清水は霊験あらたかな名薬とされました。山頂には四阿屋神社の奥本社やブナの原生林が社叢として残っており、毎年、春と秋には住民の代表者が拝登しています。坂北(中村)ルートからの山頂手前にある展望台からは、筑北の里山と北アルプスの絶景が眺望できます。

四阿屋山と餅なし正月

筑北村では、正月に餅を食べない家庭があります。これには諸説あって、「四阿屋様が正月に餅を食べたら腹をこわしたから」や「ヤマトタケルノミコトが四阿屋山に登った際、餅を食べたところ腹が痛んだ」など、いろいろ言われています。このため、元旦の朝には長生きするということで餅のかわりに長いもの(そばかうどん)を食べています。こうした餅なし正月は全国各地にみられ、調べてみると焼畑による畑作地帯に集中しているようです。

トレッキング案内

①坂北(中村)ルート
JR坂北駅から登山道入口まで車で約10分、JR坂北駅から東の碩水寺方面へ向かい、東山地区から広域林道四阿屋線に入ってしばらく行くと登山道入口(駐車スペース有)があります。登山道入口から頂上まで上りは約1時間30分で、下りは約1時間かかります。登る途中に、石造群や見晴らし台、権現池等があり変化に富んでいるためおすすめするルートです。

②坂北(刈谷沢)ルート
坂北(中村)ルートの登山口から広域林道四阿屋線を南へ約1km行ったところにある登山口から登るルートで、途中から坂北(中村)ルートと合流します。上りは約1時間、下りは約40分かかります。

③本城(栃平沢)ルート
坂北(刈谷沢)ルートの登山口から広域林道四阿屋線を南へ約2.5km行ったところにある登山口から尾根伝いに歩き、一部足場が悪く、急な坂があるルートです。上りは約1時間、下りは約40分かかります。

④坂井(草湯温泉)ルート
県道55号線沿いにある直売所まんだらの庄横から村道に入り、道沿いに車で約5分ほど登ったところに登山口があります。上りは約2時間、下りは約1時間30分かかり、4つのルートのなかで距離と急な登りもあるため初心者向けではありません。

※東山地区から広域林道四阿屋線に入る際、鹿や猪の進入防止柵が設置されているため、ゲートを開けて通行していただき、必ずゲート閉めてから進んでください。

 

 

筑北村トレッキングマップ(PDF)

Mt.Azumaya


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