「朝さんぽ&フットパスフォーラム」ありがとうございました!
「フットパス」とは、イギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】』のこと。
近年、日本においてもさまざまな地域において、各々の特徴を活かした魅力的なフットパスが整備されてきています。
朝さんぽで歩く道はイギリスのフットパスのように、田んぼの真ん中だったり、民家の間の小さな道だったり。何の変哲もないコースだけど、毎回違った楽しみがある、新しい発見がある、いろんな魅力が詰まっています。
1年近く続けてきて、かなり多くの方が参加してくれるようになり、地元の人がおもてなしをしてくださったり、地域の人とのつながりがどんどん増えています。
現在、朝さんぽへの参加は村内の方が8割以上ですが、村外、都会の方にもぜひ村の魅力を知ってもらいたい!気軽に歩いてもらいたいと思い、フットパスを作ることになりました。
今回のフットパスフォーラムは、フットパスを作るための第1歩。
まずはフットパスとは何か?知ってもらうために開催しました。
この日のスケジュールは
朝さんぽ→昼食(みらい宿そば会)→講演会→わいわい会議
という流れです。
午前9時半。朝さんぽ開始
雨です。朝さんぽ14回目にして初めて雨が降りました。
しかしながら25名くらいの方が来てくださいました。こどもたちもカッパを着て、準備万端!
今回のコースは、筑北村役場を発着、白山神社、花顔寺を見学し本城地域 竹之下地区周辺をめぐるコース。
名付けて「里山のパノラマが広がる空に龍が舞うコース」!!
ちなみに晴れているとこんな感じ。色づいた山に囲まれていてとても気持ち良い道なのです。
講師の尾留川(びるかわ)先生。東京都町田市でフットパス協会設立から関わっている方です。
白山神社にて休憩。地域グループ「ちょっとやる会」の方があたたかいハトムギ茶を用意して待っていてくださいました。心も温まります。
花顔寺の本堂の天井には佐藤雪洞作の龍の絵が描かれています。寝転がって見ると迫力あります。
この日の参加者で、民宿をオープン予定の移住者の方の物件をみんなで見学。素敵な古民家。たくさん人が来る場所になるといいですね!楽しみ。
11時半、役場に到着。おつかれさまでした!
今年で3回目の開催となる、「坂北みらい宿」によるそば会。
サービス精神旺盛なみらい宿は、1食500円で、天ぷらや漬物など、お惣菜のセルフサービス付き!
そばの味も大好評。
となりではそば打ち講習会も行われていました。
13時半、尾留川先生講演会「フットパスで地域発見、地域発展」が始まりました。
フットパスは名所旧跡を繋ぐのではなく、「そこを歩くといいなー、また来たいな」と思えるコースがよく、歩く側ももてなす側も楽しいと思えることが大切。フットパスで外部からのファンが増えることで、地元の人は地元により誇りを持つことができ、地域がイキイキしてくる。さらに地域に資金が落ち、6次産業のきっかけになったり、地域コミュニティを活性化させたり、フットパスの効果は多方面に広がります。
講演を聞いて、フットパスコースにふさわしい風景が浮かんできたところで、わいわい会議でグループに分かれ、村内のおすすめスポットを出し合いました。
この結果をもとに、新しいコースを作っていこうと思います。
会場ではちょっとやる会の健康茶コーナーも!お茶やお菓子をつまみながら、和やかムードで行うことができました。
写真を忘れてしまいましたが、「信州ちくほく雑穀ファーム」、「みらい宿」、「ちょっとやる会」の物販コーナーもありました。
今回、書ききれないほどたくさんの人が協力してくださり、イベントを無事終えることができました。また次へ繋げていくように頑張ります!
寒くなってきましたが、冬も朝さんぽは行います!
12月下旬、年内最後の朝さんぽ計画中です。よろしくお願いします!