上手山通信Vol.3 ~寒気と暖気のせめぎ合い~
みなさん、あけましておめでとうございます☆
今年もリアリティーを追求しながら上手山通信を、地道にコツコツと書いていきます。
(そもそも村外の人に読まれているのでしょうか、まぁいっか。)
ありがたいことに、ネタが豊富です。
年末年始はいろいろあったので、一気にVol.5くらいまで書けそうですが、
需要と供給をきちんとわきまえて、控え目にいきます。
ではVo.3のはじまりはじまり(ぱちぱち)。
テレビをつけると明日の天気予報が。
何やら今(1月9日現在)、西日本の寒気と東日本の暖気がせめぎ合っていて、明日は猛吹雪なのだそう。
大変面白いことに、我が家でも同じ問題が起きているのでした。
というのも、遡ること年末。
上手山通信Vol.1で「部屋を断熱したぜ!」と、少しいい気になって自慢していたのですが、
1週間経って気づいてしまったのです、全く効果が出ていないことに。
http://chikuhoku.jp/blog/wadeyamatsushin-vol1/
↑ Vol.1を見ていない人は読みましょう ↑
つまりは、僕の部屋は寒気にメッキリ負けてしまっていたのです。
特に寝室は何も手を付けていなかったので、朝は寒くて起きれないほどでした。
そんな理由から、
僕は新年早々に、部屋をよりぽかぽかにすべく、あくせくしていたのでした。
今回はその奮闘をお伝えします。
(連載早々Vol.1とネタがかぶってしまいました、すみません)
今回断熱するのは前回やって効果が出なかった居間と、全く手つかずの寝室です。
寝室はプラダンを貼っていなかったので、余っているものを貼り付けました。
元旦からなんでこんなことをしているのだろうか、とすこし疑問に思いながらペタペタ。
畳に傷がつくといけないので、コンパネの切れ端を下敷きに敷いて切りました。
貼るとこんな感じ、まぁご想像の通りかと。
ここで次なる一手を打つために、ネットで断熱に関してにわかに勉強をしました。
すると、どうやら窓だけでなく、床からも熱は逃げるらしいのです。
たしかに寝室には畳が敷いてありましたので、もしかすると床下から風が出ていたのかもしれません。
ふーん、ならカーペットを買ってはどうかと、早速村内唯一のホームセンター『コメリ』に行って買ってきました。
6畳用と8畳用のカーペットを購入。
2つ合わせて1万ちょっと位で買えました、意外と安いじゃん!(最初はカーテンを買おうと思っていましたが、結構高かったのであきらめました)
早速これを敷きました。
家具をどかすのが結構大変でした。
敷くなら入居してすぐがよいということを学習。
和室にも敷きました。
極めつけにドアも断熱、どうだこれで。
効果を実感するために5分ほど外でタバコを吸い、中に入ってみると、
・・・・・あたたかい。
・・・あたたかい。
効果は想像以上でした。
特に寝室、畳がいけなかったんですね。
芯から冷える冷凍庫のようだった部屋がウソのようです。
あ、でも『クソ寒い』から『寒い』に変わった程度ですよ。
それでも今回の実感は、月面着陸の時の『人類にとっての大きな一歩』くらいの意味が僕にはありました。
おかげさまで2日からはとてもにこにこと正月を過ごすことが出来ました。
しかし、翌日問題が発生。
3日の朝布団から目覚めると、一番上の掛布団がびっしょり濡れているではありませんか!
断熱を追求しすぎて、今度は熱の逃げ場がなくなってしまったようなのです。
例えるなら僕の部屋はラップに包んだごはん。
たしかに断熱とは、書いて字の如く『熱を断つ』ということなのでしょう。
外気を取り込み熱を逃がすには、気密層のなんちゃらによる熱交換が必要だと、たしか大学の教授が言っていたのを思い出しました。
きっと高気密高断熱とは、すごい性能を有したコストがかかる仕事なのでしょうね。
それでも頭の中にはしっかり『寒い室内 < まあまあ暖かいけど蒸れる室内』という式が出来上がってしまっているので、
このままで良いです。
ところで断熱にかなり力を注いでくれているこのプラダン君こと『プラスチック段ボール』は、
寒気と暖気のせめぎ合いのちょうど間にいるわけです。
今回はそんなプラダン君に感謝をしながらにエールを送ろうと思いました。
板挟みの中、持ちこたえていてえらいぞ!
協力隊 あおき