2017.2.21|てくてく♪村めぐり
やしょうま作り
「やしょうま」とは信州に古くから伝わる、米粉で作った団子餅。
お釈迦様が亡くなった日に、お供えものとして作られたのがはじまりです。
地域や家庭によってさまざまな形のやしょうまが作られていますが、筑北村の「坂井郷土食研究会」では、季節の花などの柄を入れたやしょうまを手作りしています。
金太郎のようにどこを切っても同じ柄になるよう、棒状に作られています。
直径5cmくらいのやしょうま。この細かい絵柄をどうやって作っているのでしょう?
作っているところを見学してきました!
2月12日(日)、直売所「まんだらの庄」にて、「やしょうま実演会」が行なわれました。
たくさんのお客さんが集まり直売所内は熱気に包まれていました。毎年、見にこられる人もいるそうで、名物イベントになっています。
まずは米粉を蒸して練ったものに着色して、棒状に伸ばしたパーツを組み合わせていきます。
動画ではバラの花を作っています。迷いなく次々にパーツを配置しています。
最初はこんなに太いんですね!
中の空気を抜きながら、真ん中のほうから伸ばしていきます。
かなり力のいる作業です。
みるみるうちに長くなりました!
長すぎるのでいくつかに切り分けて、さらに細長くしていきます。
バラの柄が綺麗に縮小されました。お見事です!!
薄くスライスして焼き、砂糖醤油などで頂きます。