松場通信Vol.14 〜畑をはじめました〜
新しい元号が発表され、桜の開花時期も近づき、
私事ですが地域おこし協力隊の任期も最終年度を迎えました。
そしてこの度青木は・・・・・・
畑をはじめることにしました。
ご近所の方のご好意で家の前の畑を使わせていただけることになったのです。
家もみつけて、畑もはじめることになるとは・・・
もういよいよという感じがします(何がだろう?)。
そもそもの田舎への引っ越しを考えるきっかけとなったのは、
野菜を自分でつくりてーというのも理由にありました。
ですが来たてはあれこれ言い訳をしてやらなかったので、
ついにこの瞬間(トキ)が来てしまいました。
(どきどき)
そんなこんなで家の前に広がるこの畑。
HUGE。
↑フゲではありません。ヒュージと読みます。
(巨大)という意味を持つアメリカ語ですが、
言葉通り広すぎ。
畑は〜ひろいな〜おおきいぃな〜♪
田舎にしてみれば小さい規模かもしれませんが、
何を隠そう、僕は農業に関してはズブの素人です。
赤ちゃんはコウノトリが運んでくるというような理屈しか頭にないので、
「野菜も種があればできる」とまでしか知りません。
これは釣りでいうなら「糸を垂らせば釣れる」と言っているようなものなので、
我ながら能天気この上ないと思っています。
借りた手前、荒らしておくのも失礼なので、
まずは何をすればいいのか。
ここ最近はずっとそればっかりを考えていました。
とりあえずまずは畑を起こすことからはじめるようで、
耕運機がないのでクワをつかって見よう見まねでザクザク耕してみました。
写真でみれば一瞬ですが、
これが結構しんどい。
正直機械でやりたい。
そう思いホームセンターなどを見て回ったのですが、
安くても耕運機は3万〜6万はするようです。
(誰か譲ってくれる人はいませんか)
いきなり初心者がそんな高価な機械を買うのもなんだかシャクなので、
当面はあきらめようと思います。
とりあえずじゃがいもと、知人にもらった春菊の種を植えることにしました。
ここで気になったのが肥料。
ホームセンターに行くと数十種類の肥料がありましたが、
いちいち選ぶのが面倒臭いし高いし今回は買いませんでした。
僕は正直有機思考でもなんでもないんですが、
ここは単純にケチってみました。
これでできなかったら肥料を来年買えばいい。
それだけのことじゃないか。
そんなこんなで四苦八苦して数日掛かりで2種類の野菜を植えることに成功。
お前ら大きくなれよ!
不思議なことに自分で植えると毎日畑が気になってしょうがないんです。
僕はてっきり初日でイノシシに種芋を掘り起こされるんじゃないかと思っていましたが、
3日経ってもまだ大丈夫なようです。
じゃがいもが取れたらポテト大会を開きましょうね。
みなさま芋料理考えておいてください。
アーメン。
執筆者:筑北村 地域おこし協力隊 青木陽太郎