ものづくりグループ『ひつじ部』
若い女性を中心としたものづくりのグループがあります。
羊毛を使った作品を制作しているので、『ひつじ部』。
私はこのひつじ部の部長をやっています。
木島平村の農家さんから貰ってきた原毛を、みんなで洗って丁寧にごみを取り除き使っています。
月に2回、仕事が終わってから集まって作業しています。普段こうして若者だけで集まる機会が少ないので、手を動かしながらもお喋りが盛り上がり、私にとって、とても好きな時間です。
写真の真ん中にある、ひつじブローチが定番商品。あとは各々すきなものを作っています。
イベントで出展したり、今後は村内の直売所にひつじ部コーナーを設置する予定。
「ニードルフェルト」が中心ですが、糸紡ぎや機織りにも挑戦しています。
この紡ぎ車は50年以上も前に、村のおばあちゃんが使っていたもの。
もうやらないとのことで、織り機と一緒に譲っていただきました!
↓おばあちゃんが糸を紡ぐ様子 細い糸がみるみるうちにできて、魔法のようでした!
このように村の方の協力もあって活動できているのですが、また今回さらに素敵なものをいただきました。
機織りで横糸を通すのに使う杼( ひ)(シャトル)です。
村に移住された木工作家、『ささなき道具店』の福田さん(HP等現在準備中)に作っていただきました!
使えればいいので…ぐらいにお願いしたのですが、こんなに素敵に仕上がっていてびっくり!!
福田さんの作品はカトラリーが多いのですが、「道具店」としてこういう職人用の道具など、いろんなものに挑戦していきたいとおっしゃっていました。なのでこれからひつじ部とコラボ商品もできたらいいなと話しています。
ちょっとした道具でも、自分のお気に入りを使うことで暮らしが少し豊かになりますよね。
そんな福田さんの道具への想いを感じました。