晴れときどき松場通信Vol.3 〜北側の寒い部屋/その2〜
8月15日。お盆真っ只中。
本来ならご先祖様を迎える準備をしなくてはいけないのに、
青木は自分自身を迎える準備で大忙し。
妻が開けた落とし穴をなんとかごまかし塞ぎ、
合板を上から貼りました。
もうすでに床って感じ!
続いてこの壁。
古臭い色で、シミも多数あったので塗り替えることにしました。
ということで青木ご用達のとなり町のホームセンターへ行き、
早速材料を吟味。
余談ですが僕の住んでいる坂井地域はとなりの千曲市と上田市にアクセスしやすいので、
材料や工具は隣町に買いに行くことが多いです。
さっき調べてみたらムサシ(ホームセンター)までは片道23キロ!!
思ったより遠い笑
車でリッター13キロ走るとして、往復560円(1ℓ160円だとして)くらいか。
ん~まぁそんなもんでしょう。
ちなみに村内にはコメリがあります。
田舎のホームセンターなので専用工具などは取り扱っていない場合がありますが、
基本的にはここで事が足ります!
知人から仕入れた情報をもとに、簡単に濡れるという漆喰を購入。
帰って早速マスキングテープや養生テープを駆使し、
柱などが汚れないようにカバーします。
そして繊維壁がボロボロしないように、水性シーラーを塗ります。
このシーラーとは要はノリのようなもので、
塗装剤の吸水を抑え、下地をかっちり固めてくれるという優れものなのです。
よ〜く乾かすこと数時間。
さぁ塗るゾ。
ぺたぺた。
ぺたぺた。
ぺたぺた。
・・・た、楽しい。
時を忘れヌリヌリ。
ほ〜ら、素敵でしょう?このビフォーアフター。
日本古来からある自然素材なので、
そりゃあイイ雰囲気が醸し出されるわけです。
ほっほっほ。
僕の場合おおよそ一畳塗るのに1時間。
この面だけで2時間かかりました。
あと14畳分あるので、あと14時間か・・・・。
業者に頼んだりするとお金がかかるのはやはりこの人件費なのでしょうか。
そう考えれば自分でやれば時給千円だとして一万四千円の儲け。
この日青木は布団を持ち込んで夜な夜な壁を塗ったのでした。
電気だけは通っているので、電気ケトルで湯を沸かし、カップラーメンをたべました。
はやく終わんねぇかな。ぐぅ。
つづく。
執筆者:筑北村 地域おこし協力隊 青木