上手山通信Vol.10 〜春のめぐみ〜
課内の先輩が
「つくし生えてるぞ」とボソリと言うものだから、
春のめぐみを猛烈に意識してしまいました。
というのも、4月になって春だ春だ!と喜んでいたら、
ふきのとうが家の周りにどさっと生えていました。
しかし気づいた頃には育ちすぎていたため、
もう食べることのできないサイズだったのデス。
家の周りに生えているふきのとうを取らないなんて、
砂漠で見つけたオアシスを通り過ぎるようなもんじゃん!
なんと愚か者だったのだろうか。
天ぷらにでもして食べたらよかったのに・・・
あとふきみそ・・・
そんな自身への戒めも込めて、
「せめてつくしくらい食べてやる」
と、そという意地が思わず出たのです。
確かに役場の裏にはたくさんのつくしが生えていました。
ムキになって、こんくらい採りました。
よく見るとつくしさんは花粉がすごいんすね。
見るだけで鼻水が出そうです。
水につけてじゃぶじゃぶ洗ったら、黒いフシを取り除きます。
ここは硬くて食べられないらしいので。
30分くらい経ちましたかね、
フシがこんなに取れました。↓
これをまたさらに洗い、一晩水につけて、
数分煮沸して、ようやく下処理が完了しました。
でもふと思いました、
こんなに苦労してわざわざ食べる必要があるのだろうか?
確かに元はただですよ。
しかし下処理をするためにたくさんの水を使って、ガスで煮沸させているんですからね。
試しに下処理が終わったつくしを一口。
・・・ん〜微妙笑
とりあえず炒めてラーメンの上に乗っけて食べました。
(写真ありません、すみません)
美味しいor不味い、というか、なんだろうこの感じは笑
ムニュムニュ〜ってしてるんですよ食感が。
もしかして成長しすぎていたつくしを採ったのでしょうか?
それとも茹ですぎ?
結局手間と味、どちらを考慮しても、もやしの方がいいかな〜、
と思いました。
どうしてこうなったの?
つくしって美味しいの?
いくつか疑問が生まれて、僕は悶々としています。
どなたか美味しいつくし料理を知っている人がいたら教えてください。
協力隊 あおき