上手山通信Vol.9 ~私の1枚~
つい最近ケータイのキャリアを大手から離れ、今話題の格安simなるものにしました。
おかげで月々の利用料が6,500円から3,000円に!
それに伴って、ケータイも変わりました。
今回はそんな衣替えの時期に、写真フォルダの中身を振り返ってみたところ、
色んな写真が出てきたので、それを紹介しようという企画です。
◯4月上旬
緑が地面に芽生え、若干のくもり空にどーんと構える北アルプス。
中央には9分咲きの大きな桜の木。
写真の技術は拙いものの、これは僕から言わせれば「満足の1枚」です。
ちなみにこの写真は上手山の集落に入ってすぐのところから撮った写真です。
ゴミステーション(※1)がこの集落の入口にあるため、そこから自宅へ帰る時に撮りました。
筑北村の資源ごみの回収日は月に1回、
これを逃すと部屋はにはどんどん資源という名のゴミが溜まってゆくので、
収集日は絶対に事前に把握しておきます。
(※1)のゴミステーションですが、要は各地区にあるゴミの集積所のことです。
良く分かりませんが、長野県の人はゴミステーションとこう呼んでいます。
ぼくは生まれも育ちも長野市ですので、
両親がそう言うものだから、何も違和感なくこの名前を使ってきました。
以前住んでいた山形県で、
友達に「ゴミステーションはどこだ」と言ったら、
「青木ちゃん、それ絶対おかしいず」「やめろず」と爆笑されたのももう3年前。
県外に行くと自分の喋っている言葉が方言と気づく体験は皆さんもありますでしょう?
結論は出ませんが、一般的には「ゴミ捨て場」、あるいは「ゴミ集積所」が正しい傾向にあるようです。
たしかにパーソナルコンピューターがパソコンのように略されるならともかく、
わざわざ言葉を変えて大して短くもなってもいない。
いまいち謎が深まるだけです。
しかしゴミステーションというのはなかなかシャレが利いてていいですね。
◯3月の初旬。
村内にある標高1000mの修那羅山(しょならさん)に赴いたときの1枚。
境内に車を止めるやいなや、猫様が車の上に乗ってきました。
寒いので暖を取っているのでしょう。
車体にたくさんの足跡がついてしまいましたが、
これは「ほくほくの1枚」と名付けることにしました。
3月は春を匂わせといて、ぐっと寒くなるのが通例です。
◯いつだか消防団の飲み会がありました。
これはその時の1枚。
電車で通っている某団員が「わたくしそろそろ電車が・・・」と言って帰ろうとしたときに、
先輩団員が「帰ってはだめだ」と通せんぼしている写真です。
これは素直に「おもしろい1枚」と名付けました。
結局その日は夜遅くまでお酒を飲んでいました。
筑北村では村内に住所のある若者は消防団に入ることを強く勧められます。
特に役場勤めの者は、限りなく強制に近い(そんなことを言うと怒られるのかな)
入団義務がありまして、皆さんほとんど入っています。
女性隊員も数名いますが、実際の消火活動などには参加しません。
ぼくも実際の消火活動にも何回か出たことがあります。
村のため、地区のため、なにより自分たちのための大切な活動なのです。
(最近やっとホースの巻き方を覚えた)
おわり
協力隊 あおき