超マヌケ!山頂文化祭レポート
突然ですがここは山頂。
標高1387m。
何をしているかといいますと、文化祭をしているのです。
コトの発端は、僕のお知り合いに山頂で本屋さんをやっている変わり者がいました。
その方は普段上田できこりをしているのですが、
普段重い荷物を背負って山を歩く体力と、もともと本屋で働いていた経験を生かし、
自ら山に本棚を担ぐようになったのです。
(杣Books)
その本屋の隣で、僕が芋煮をしたらどうかと試しに言ってみたら、大いに話が盛り上がってしまったのです。
「山頂本屋の隣で芋煮会、う〜んなんてマヌケなんだろう」と自分たちの滑稽さに思わずくくく。
「どうせやるなら文化祭じゃ!」と、どんどん話が膨れて、結果このようなイベントに笑
↓当日のチラシ
身体を張ったジョーク。
新聞にも取り上げていただきました。
「でも誰も来ないかな」正直そんな気持ちでこの日を迎えました。
登山道入り口、絶景が広がります。
すでに出オチ感満載。
今回舞台となったのは筑北村の四阿屋山(あずまやさん)です。
http://chikuhoku.jp/azumayayama/。
芋煮くんは鍋や材料を、杣くんは本棚を担いで山頂を目指します。
」
中腹で登山者に会いました。
頭にへんなモコモコをつけ、胸には「録音中」という文字。
・・・・もしかして
「あの、フェイスブックを見まして」
主催者一同:「おぉー!」
こんなすぐに参加者にお会いできるとは。
それも録音家という奇妙な肩書きをもつこの人。
なんでもこの録音くんは、いわゆるサウンドエンジニア的なコトをされているようです。
(↑普段長野で活動されているという録音くん)
いや〜類は友を呼びますね!
嬉しい!
登り始めて50分。
山頂に到着しました!
杣くんがお客さんから差し入れでもらったという、ネパールのお経が書かれた旗を掲げて設営開始。
僕も芋煮をこさえ始めます。
杣くんも準備が整ったようで、あとは参加者を待つのみに。
開幕早々、大町市からやってきたという出店者さんが登場!
「文化祭来ました〜」
出店者一同:「おぉーー!」
するとおもむろに針金で作品を作りはじめたのです。
いいですね〜嬉しいですね。
そこからポツポツとお客さんがみえました。
12時前に来たお客さんはなんと犬を連れてきました。
「うぉーーーっ。犬だぁーーー!」
主催者のテンションはここでマックスに。
そこからだらだらと2時間。
ビールを飲むひと。
立ち読みするひと。
喋るひと。
藁細工をするひと。
寝るひと。
しまいには名刺交換をする人まで!(写真なし)
普段山頂についたらすぐ帰ってしまう僕ですが、
こんな風に山頂で長く過ごしてみる時間もいいですね。
ちなみに今回の参加者は総勢17名。
独りよがりで自己満足なイベントだと勝手に思っていたので、すごく嬉しい人数。
一桁を想定していた僕からすれば大成功です。
そのあと杣くんと次回は
「調子に乗って文化祭」と題して秋頃に開催したいね
という妄想を話しました。
どうなるこの先!?
参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
以下は出店者リスト&スペシャルサンクスです。
・山頂本屋の杣くん(上田市)
・芋煮くん(筑北村)
・藁細工の藁くん(筑北村)
・針金細工の針くん(大町市)
・録音くん(遠巻きの出店?・長野市)
・柴犬のシバイヌくん(上田市)
・スペシャルサンクス
:塚原さん(重い芋煮を一緒に運んでくれました)
:茶房読書の森(小諸市にある喫茶店、杣くんと出会った場所は実はココ!)
主催:杣Books(杣くん)・筑北村地域おこし協力隊あおき(芋煮くん)
おわり