晴れときどき松場通信Vol.2 〜北側の寒い部屋/その1〜
こんにちは、今回から少し青木の休日編ということで、
家の改修のことを肴に、ブログを書こうと思います。
「ほぅたいしたものだ」と褒められたいのではなく、
「最近の田舎に住む若者はこんなことをしているのか」ということをお伝えできればと思いまする。
遡ること8月12日。
上手山からの引っ越しも残すところ2週間ちょい。
しかし引っ越し先の物件は全くの未改修状態だったのでした。
引っ越すのだから「住める状態が当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、
今回の引っ越し先は、元々「空き家になって7年」の家だったんです。
それを大家さんに「自分で改修するので貸してください」と無理言って、
お借りすることにさせていただいたのです。
筆者の青木は、大工が得意という設定で、
実は作業小屋や、野外トイレ程度なら建てた経験があるのです。
まぁまぁ、そんな訳でですね、引っ越しが迫った2週間ちょいで、
「一部屋くらいきれいにしなくては」と焦っている状態だったんす。
7DKのチョー広い一軒家。
とりあえず僕の書いたチョー丁寧な間取り図をご覧ください。
チョー正確すぎて、正直よくわからんという方のために、
もう少し分かりやすい図面を書きました。
広さのイメージは伝わりましたか?
さぁどう料理してやろうか。
青木がまず目につけたのはピンク色の6畳の和室。
他の部屋と比べ、押し入れや床の間のないため、
「床を張り替えるのは割と簡単そう」と思ったのです。
早速畳を剥がし、その下の合板も剥がします。
「ベキャベキャッ」
築40年。さすがにところどころ合板が湿気でベコベコ。
剥がすのも一苦労でした。
この編み編みしている細い角材、根太(ねだ)といいます。
この根太ちゃんは意外としっかりしていたので、このまま使うことに。
一応気休め程度ですがシロアリ防止のために、
防カビ酸化剤?あれ、防虫酸化防止剤?酸化防腐剤だったかな?
みたいなのを塗りました笑。
買ってきたスタイロホームを断熱材に敷き詰めます。
40mmのこのスタイロは1枚1560円。
6畳分買うとなると9000円くらいでしょうか。
仮に効果が微々たるものでも、「一万円でこの程度の寒さで済んだ」と思えるなら安いものです。
ほほほほ。
ちょうど妻(最近結婚した)が来ていたので、
「この部屋は落とし穴だから、入るときは気をつけてね」と念をおします。
その15分後。
「ぎゃ〜」という叫び声。
見ると妻が落とし穴にはまっていました。
なんとか抜け出しましたが、そこには悲惨な傷跡が。
別にフリでもなんでもなかったのに・・・・。ぐすん。
つづく
※改修は休日などの勤務時間外に行っています。
執筆者:筑北村 地域おこし協力隊 青木