3/12(日)朝さんぽ〜狐の嫁入り事前学習〜を行いました
7年に1度の奇祭「狐の嫁入り」がいよいよ3月26日に開催されます。
男衆が女狐・狐嫁などに仮装し、花嫁は籠に乗り、狐に仮装した花婿が付き添い、長い行列を作りゆっくりと神社までの登っていく、ユーモアあふれる祭りです。
今回の朝さんぽはその珍行列がゆく、『青柳宿〜里坊稲荷神社〜切通し』を歩き、3月26日に向けた事前学習朝さんぽとなりました。
午前9時前、続々と人が集まってきました。軽トラックで受付。今回は帰りに「もえぎ亭」のおやきの販売もしました。
9時半、51名もの人が集まりました!やはり7年に1度の奇祭に皆さん興味があるみたいです。
大人数なので、2チームに分かれてスタート。
今回は二人の地元の方に、ガイドをお願いしました。
戦国武将青柳氏の統治下にあった青柳宿。急な坂道に石垣を組んだ上に建てられた家々が並んでいます。
石垣の下には水路が通っているのが特徴です。
生活用水、馬の飼育に使われていました。
公民館にて休憩。青柳宿の住民の方や、朝さんぽ参加者の方の差し入れでお茶や漬物をいただきました。
この公民館で狐の嫁入りの準備や練習をしているそうです。黒板には歌の歌詞が書かれていたり、制作中の狐のお面や、花嫁が乗る籠など、貴重な準備風景を見ることができました!
真ん中の山の上にちょこんとある一本松が「青柳城址公園」の目印です。
一本松のところからは北アルプスと筑北村の坂北地域が一望できます。こんな晴れた日に登れば最高でしょうね♪
里坊稲荷神社へ。鳥居がいくつも並んでいますが、中には古くなって、右に左に大きく傾いて奇妙な形になっているところが個人的には好きです。
神社からの眺めもなかなかです!今日も良い天気。
青柳宿は「おじょろさま狐」「三平狐」「うたの助狐」の3匹の狐に守られており、おじょろさま狐はこの里坊稲荷神社の使いとして青柳宿を廻り、火の用心をしてくれていたとのこと。
青柳宿では今でも狐は大切にされ、狐に害を与える犬を飼ってはいけないという習わしが残っています。
だからいつでも青柳宿には犬が一匹もいないのです。
最後に切通し。こちらも筑北村では有名なスポットです。
岩山を切り開いて麻績村へ抜ける道が作られています。岩の上の方にはノミで削られた跡が残っており、下の方は現代の重機で掘った跡が。
時代の移り変わりを垣間見ることができ、迫力のあるパワースポットでもあります。
これでガイドさんによる案内も終了し、出発地点のほうに戻りました。
本番の「狐の嫁入り」がますます楽しみになりました!
皆さん、7年に1度の筑北村名物に是非足を運んでみてください。
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【狐の嫁入り情報】→詳細ページ
3月26日(日)
10:00〜 狐の嫁入り行列 場所:坂北体育館から出発
13:00〜 神事 場所:里坊稲荷神社
当日は混雑が予想されるため、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
JR坂北駅から坂北体育館までは徒歩2分ほどです。